くりっく365とは? くりっく365の特徴 メリットとデメリット FXとの違いを表で比較 おすすめ会社一覧 |
くりっく365とは、取引所を介しての外国為替証拠金取引のことをいいます。くりっく365とはその呼称です。 外国為替証拠金取引は2005年7月より金融庁の規制対象商品となりました。 それまでは法的な規制がなかったため、悪徳な業者による被害が後をただす、外国為替証拠金取引をより安全に行なうために公設市場が設けられたのです。 店頭の外国為替証拠金取引(くりっく365以外)を取扱っている業者も安全性、顧客資産の保全に努める傾向にありますが、安全性のみで取引を行なうならば くりっく365が有利です。
くりっく365は取引所を介して取引を行っているので、取り扱っている業者は違っても共通点があります。その共通点とはスプレッド、スワップ金利、取引できる通貨ペアの3点です。取引所を介していない(=くりっく365に属していない)業者は、これら3点もまちまちです。くりっく365では、前述の3点以外の違いについてのみ比較検討すればいいので、初心者向けの投資方法であると言えるでしょう。
外国為替証拠金取引には、他の金融商品と異なった特徴がいくつもあります。たとえば株式取引は日中の限られた時間しか取引を行うことができませんが、外国為替は、世界中で取引されており、日本でも外国為替証拠金取引であればほぼ24時間いつでも取引ができます。(土・日曜日、元旦を除きます。)また、外貨預金と異なり少ない資金で大きく運用すること(レバレッジ取引といいます)ができますし、円安にならないと為替利益が得られない外貨預金や外貨建MMFと異なり、円安でも円高でも利益を狙うことが可能です。
外国為替証拠金取引には、他の金融商品と異なった特徴がいくつもあります。たとえば株式取引は日中の限られた時間しか取引を行うことができませんが、外国為替は、世界中で取引されており、日本でも外国為替証拠金取引であればほぼ24時間いつでも取引ができます。(土・日曜日、元旦を除きます。)また、外貨預金と異なり少ない資金で大きく運用すること(レバレッジ取引といいます)ができますし、円安にならないと為替利益が得られない外貨預金や外貨建MMFと異なり、円安でも円高でも利益を狙うことが可能です。
FXでは、くりっく365、つまり取引所を利用しての取引のみ、税制上優遇されている点があります。 主な税金面でのメリットは、
・「申告分離課税」
・「損失の3年間繰越控除」
・「証券先物・商品先物の損益通算」
でしょう。 まず分離課税できるというのは、どれだけ利益が出ても一律の税率で計算できるということです。他の場合のFXでは利益が増えるたびに税金も増えていきますが、くりっく365を使えば一定の税率となり有利です。 損失の繰越については、文字通り、損失が出た場合繰り越して計上できるということです。通常はFXで損を出しても所得は減りませんから税金も減りませんが、その不利な点を解消できることになります。最後の証券先物・商品先物と損益を通算できるというのは、他の金融取引とまとめて計算できるという意味です。 たとえば大豆の先物取引で損を出してFXで利益が出ていた場合、それらをまとめて計算することによって税金を安く抑えることができます。
くりっく365に参加している取引業者でFXを行なうことには色々有利な点もありますが、デメリットも存在することを忘れてはなりません。 大切な資産が守られることや税金面で有利な場合があるとはいえ、公的な取引所であるゆえの様々な規則もあります。 こうした制限のひとつは、まず「一見すると」売買の手数料が高い場合が多いということです。 これは相対取引(非くりっく365)が得ている手数料以外でこっそり利益を削っているものを認めていないため、手数料無料はなかなか厳しいところがあります。
・「申告分離課税」
・「損失の3年間繰越控除」
・「証券先物・商品先物の損益通算」
でしょう。 まず分離課税できるというのは、どれだけ利益が出ても一律の税率で計算できるということです。他の場合のFXでは利益が増えるたびに税金も増えていきますが、くりっく365を使えば一定の税率となり有利です。 損失の繰越については、文字通り、損失が出た場合繰り越して計上できるということです。通常はFXで損を出しても所得は減りませんから税金も減りませんが、その不利な点を解消できることになります。最後の証券先物・商品先物と損益を通算できるというのは、他の金融取引とまとめて計算できるという意味です。 たとえば大豆の先物取引で損を出してFXで利益が出ていた場合、それらをまとめて計算することによって税金を安く抑えることができます。
くりっく365に参加している取引業者でFXを行なうことには色々有利な点もありますが、デメリットも存在することを忘れてはなりません。 大切な資産が守られることや税金面で有利な場合があるとはいえ、公的な取引所であるゆえの様々な規則もあります。 こうした制限のひとつは、まず「一見すると」売買の手数料が高い場合が多いということです。 これは相対取引(非くりっく365)が得ている手数料以外でこっそり利益を削っているものを認めていないため、手数料無料はなかなか厳しいところがあります。
くりっく365は取引所を介して外国為替証拠金取引を行うこと、FXは店頭で外国為替証拠金取引を行うことです。 全体的な印象として、くりっく365の方がリスクが低く抑えられていて、FXはハイリスクの印象です。 取引所を介すか介さないかという大きな違いがあるのですが、その他にも、くりっく365とFXには違いがあります。
通貨ペアで比較 | 取引単位で比較 |
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くりっく365は7通貨ペアしか取り扱っておらず、FXは外貨同士の通貨ペアなど多種多様の通貨ペアを扱っています。 | くりっく365が1万通貨単位に固定されているのに対し、 FXは1万通貨単位のところが多いものの1000通貨単位や10万通貨単位の業者も存在するなど業者によって異なります。 |
手数料で比較 | レバレッジで比較 |
くりっく365は147円〜1050円程度が普通であり、FXでは手数料無料の業者も存在します。 | くりっく365が20倍〜30倍と低く抑えられているのに対してFXは400倍という業者も存在します。 |
スプレッドで比較 | 取引価格で比較 |
くりっく365は最良のルートが示されるように決められているのに対し、FXは業者によって異なります。 | くりっく365は設定基準の透明性が高く複数の金融機関が提示する売買価格のうち最も有利な売買価格での取引を行うのに対し、 FXは業者が提示する販売価格となり、価格の決定方法を開示されていなかったり スプレッドが相当広かったりと業者によってまちまちです。 |
必要証拠金で比較 | スワップポイントで比較 |
くりっく365が35000円〜90000円の間なのに対して、 FXは業者によって大きく異なってポジション総額の10%のところもあれば1%未満でよいところもあります。 | くりっく365は同一通貨については受け取り金額も支払い金額ともに同額なのに対して、 FXはほとんどの業者で受け取り金額よりも支払い金額のほうが大きく設定されています。 |
税金面で比較 | 取扱業者で比較 |
どちらも雑所得なのですが、くりっく365は申告分離課税を取っていて税率は20%に固定されているのに対し、 FXでは15%〜50%と開きがあります。 さらにくりっく365の方は他の先物取引と損益通算が可能で3年間損失繰越が可能なのに対して、FXはどちらも認められません。 | どちらも金融先物法を満たしているところということは同じですが、 くりっく365はさらに取引所の基準も満たし、取引所から「くりっく365」の取引資格を取得した業者のみに限られます。 |
取引の相手方で比較 | 証拠金で比較 |
くりっく365は業者は仲介を行うだけで取引所が相手方になりますが、 FXは個々の業者が取引の相手方になります。万一業者が破綻した場合、くりっく365は保有しているポジションは原則、 未確定の利益を確定し、他の業者に移管することが可能ですが、FXでは取引の相手がいなくなるため、 未決済の利益については確定できないこともあります。 | 業者破綻時はくりっく365は全額返却されることが確約されていますが、 FXは各業者への確認が必要で返却されない場合もあります。 |