FX取引業者を選ぶ際に最も注目したいのが「信頼性」です。長期で資産を預ける場合には長い付き合いになるので、安心感のある業者選びは特に重視するべきでしょう。 2005年7月金融先物取引法が改正され,業者がFX取引を行うには金融庁への登録が必要になり、2006年1月以降、FXを取り扱っている会社はすべて金融庁への登録が認可された業者のみなので、悪質な業者は淘汰されていくと思われます。 もしもリスクを説明しない、勧誘方針を公表していないFX取引業者などであれば、そのような業者とは決して取引をしないようにしましょう。
ポジションを決済した時や解約して口座を閉じる時など、出金方法はどのようになっているかも前もって確認しておくことをおすすめします。
FXの魅力の一つである、手数料の安さも取引業者選びのポイントです。FXでは外貨を売買するたびに手数料が発生するので、この手数料が少なければそれだけ利益は増します。 株取引や外貨預金などに比べると圧倒的に手数料がかからないのがFXの魅力ですが、手数料の額はFXの取引会社によって様々なので、FXの口座をどこの会社に開くか迷っている場合は検討の材料にしてみましょう。
最近は手数料0円の会社が増えて来ました。手数料とスプレッドをあわせてトータルでのコストを比較しましょう。
因みに、FX取引業者には、証券会社、商社系会社、商品取引会社、投資顧問会社、独立系業者など、多くの業者が参入していますが、大手企業系は信頼性が高い分、手数料が高い傾向にあるようです。
初めてFXを始めるのならば、サポート対応は重要になります。とにかく疑問だらけで、パソコンが得意でないならば操作方法でわからないことも出てくるでしょう。そのような時には、すぐに電話などをして対応してくれるFX業者がお勧めです。
そういった方の為に、24時間電話サポートをしてくれるFX業者もありますので、初めてで不安が大きいという場合は業者選びの参考にしてみてください。
サポート体制については、
・インターネットを使って、24時間取引ができるか?
・24時間対応の電話サポートがあるか?
・携帯電話での取引は可能か?
・インターネット取引に障害が発生した場合の対応は万全か?
などをチェック項目として検討しましょう。
インターネットで取り引きを行う際には取引ツールというソフトを使います。取引ツールとは、リアルタイムで値動きを見たり、経済情報を見たり、チャートを見たり売買注文を出したりする時に使用するもので、各業者によって様々なもの用意されています。初心者の方には良い点・悪い点判断つかないかも知れませんが、複数の取引会社に口座を持ってメリット・デメリットを考えて使い分けるのもお勧めです。
どちらにせよ、チャートの見やすさやテクニカル分析などの機能が優れていること、注文が迅速に出せることなど、取引ツールが充実していることを重視して選びましょう。