大証FXとは? 大証FXの特徴 メリットとデメリット くりっく365との違いを表で比較 おすすめ会社一覧 |
大証FXとは、大阪証券取引所が提供する取引所外国為替証拠金取引のことです。2009年7月21日より大阪証券取引所が新たにサービス提供をし始めました。大証FXは、公正な取引所での取引のため、透明性が高く税制面でも優遇されています。株式と同様の「板」による取引が行えるのが特徴で、預けた証拠金は取引所に全額預託されるため安心です。
大証FXの特徴と言えば、その透明性、安全性があります。大証FXでは時間優先、価格優先の原則に基づくオークション方式(個別競争売買)を採用しています。これは、株式や日経225miniなどの先物取引と同じ、多くの投資家の方に馴染み利用されている方法と同じです。 投資家の注文もマーケットメイカーの注文も、時間優先、価格優先の原則に従い競争的に取引されるマーケットメイカー制度を取り入れています。 また、大証FXの取引参加者、清算参加者は大証の定める財務内容や収益性などの資格審査に適合した金融商品取引業者です。投資家が取引業者に差し入れた証拠金は原則として全額大証に預託され、大証が分別して管理しています。このため万が一取引業者が破綻、倒産した場合でも基本的に証拠金は保護されて投資家に返還されるのです。
大証FXでは、日経225先物取引等と同じく取引所上場の先物・オプション取引の課税制度が適用されます。つまり、
・一律20%の申告分離課税
・他取引所先物取引等との損益通算
・損失の3年間の繰り越し控除
が可能です。
さらに、大証FXではマーケットメイカーによる価格提示だけでなく、株式の価格掲載と同じオークション方式(個別競争売買)を採用しています。これによって価格が決定されます。
しかし、メリットだけではなくもちろんデメリットもあります。 大切な資産を守るため、税金面で有利ではありますが公的な取引所であるゆえの様々な規則があります。この制限の1つに売買の手数料が高い場合が多い、ということが挙げられます。
・一律20%の申告分離課税
・他取引所先物取引等との損益通算
・損失の3年間の繰り越し控除
が可能です。
さらに、大証FXではマーケットメイカーによる価格提示だけでなく、株式の価格掲載と同じオークション方式(個別競争売買)を採用しています。これによって価格が決定されます。
しかし、メリットだけではなくもちろんデメリットもあります。 大切な資産を守るため、税金面で有利ではありますが公的な取引所であるゆえの様々な規則があります。この制限の1つに売買の手数料が高い場合が多い、ということが挙げられます。
大証FX、くりっく365、どちらも税率が一律20%で節税効果があるのは同じです。さらに損失の繰越控除も3年まで可能となっています。 大きな違いは「約定方式」が異なることでしょう。大証FXではオークション方式による板取引ができます。 証券取引と同様のオークション方式を採用することによって、さらに透明性が高くなり、流動性高いことが期待できるでしょう。 では、次から詳しく比較していきます。
通貨ペアで比較 | 取引単位で比較 |
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大証FX9は9通貨ペア取り扱いですが、くりっく365は23通貨ペア取り扱いしています。 大証FXは2009年7月に新たに開始されたサービスですので、今後通貨ペアが増えると予想されます。 | 大証FXは10,000通貨単位となっていますが、くりっく365は通貨ペアによって異なるものの、 10,000通貨単位または100,000通貨単位での取引が可能です。 |
手数料で比較 | レバレッジで比較 |
どちらも取引手数料は1取引単位あたり片道105円(税込)から210円(税込)となっています。 さらに!平成21年12月31日までは片道73円(税込)となっています。 | 大証FXは最大30倍程度ですが、くりっく365では最大100倍程度となっています。 大証FXは比較すると低く抑えられていると言えます。 |
スプレッドで比較 | 取引価格で比較 |
大証FX、くりっく365ともに最良のルートが示されるように決められています。 | 大証FXは時間優先、格優先の原則に基づくオークション方式で取引を行います。 これは株式や日経225miniなどの先物取引と同じで、多くの投資家の方になじまれている方法です。 また、大証の指定を受けた銀行などのマーケットメイカーが、インターバンク市場での取引価格を反映した気配を、 原則として継続的に提示することにより流動性を提供するという、マーケットメイカー制度を導入しています。 それに対し、くりっく365は設定基準の透明性が高く複数の金融機関が提示する売買価格のうち 最も有利な売買価格での取引を行います。 |
必要証拠金で比較 | スワップポイントで比較 |
大証FX取引を行うためには、大阪証券取引所が定める規則に従い、 決済の履行を確保するための証拠金を大阪証券取引所に預託する必要があります。 大阪証券取引所では、通貨ペアごとに必要な証拠金基準額を定めており、 大証FX市場の相場変動に応じて、証拠金基準額を毎週見直します。 それに対してくりっく365は35000円〜90000円の間となっています。 | スワップポイントに関しては、大証FX、くりっく365ともに売買同値となっています。 |
税金面で比較 | 取扱業者で比較 |
どちらも雑所得なのですが、くりっく365は申告分離課税を取っていて税率は20%に固定されているのに対し、 FXでは15%〜50%と開きがあります。 さらにくりっく365の方は他の先物取引と損益通算が可能で3年間損失繰越が可能なのに対して、FXはどちらも認められません。 | どちらも金融先物法を満たしているところということは同じですが、 くりっく365はさらに取引所の基準も満たし、取引所から「くりっく365」の取引資格を取得した業者のみに限られます。 |
取引の相手方で比較 | 証拠金で比較 |
くりっく365は業者は仲介を行うだけで取引所が相手方になりますが、 FXは個々の業者が取引の相手方になります。万一業者が破綻した場合、くりっく365は保有しているポジションは原則、 未確定の利益を確定し、他の業者に移管することが可能ですが、FXでは取引の相手がいなくなるため、 未決済の利益については確定できないこともあります。 | 業者破綻時はくりっく365は全額返却されることが確約されていますが、 FXは各業者への確認が必要で返却されない場合もあります。 |